このベル2を造りだす頃にはエポパテの材質や特性もだいぶ理解しはじめ、
効率の追求を始めたのがこのキットからです。
そして削り出し主体だったベル1に比べ、盛り主体へと換えて
コストの低減をはかったのも、このキットです。
そのかいあってかエポパテ1ケース未満で、
完成まで2ヶ月未満という自分的には脅威の早さでした。
しかし原型の形状から複製時のシリコン代がおもいの他かかってしまい、
トータル費用はベル1の時とあまりかわりませんでした。
このベル2の原型が終わる頃には 自分のスタイルがある程度確立してきました。
2000年夏に出展したこのベル2は、おかげ様で午前中に完売し
『次回も出して下さい!』との声もいただきなかなか好調でした。